のむき風の郷の周辺の圃場は、今は「麦秋」の季節です。刈り取り前の圃場は黄金色に一面染まり、初夏の日差しを受けてキラキラ輝いて見えます。
のむき風の郷に出荷される地場産野菜も、ワラビ等の山菜が「ふき」に代わり、タマネギやキャベツ、レタス、サラダ菜などの露地物野菜が出荷されています。季節が春から夏へ、のむき風の郷の中でも感じることができます。
今の季節は、二十四節気の「芒種」 かつては田植えをする時期に当たるのですが、現在はすでに田植えは終わり、私達野向町では、たくさんの人がエゴマの種を蒔き始めます。
さて、今回の野向点描 4行詩 第6作は麦秋の風景からの作品です。
4行詩 第6作 麦秋讃歌
蝶々 重なり 牡丹は揺れる
雲雀さえずり 雉子は轟(とどろ)く
麦秋謳歌(おうか) 喜び溢(あふ)れ
ざわめく風に 和して唱じて