7月8日(土)野向小学校にて「ふるさとの魅力を発掘しよう第3弾」をテーマに、野向地区かつやまっ子応援ネットワーク事業「プラコップでヘッドフォン作りと音の実験」を行いました。講師は(株)オーディオテクニカフクイ(越前市)の市橋さんと菜畑さん。当社が県内の学校を対象に行っているキャリア教育の一環で、出前授業(ワークショップ)を受講しました。この出前授業は奥越では初めてとのことです。
会社説明の後、低音から高音を出しどこまで聞こえるか実験をしました。プラコップでヘッドフォン作りでは、児童が細かい作業を懸命にしているのを、保護者の方が温かく見守っているのが印象的でした。そして、出来上がったプラコップヘッドフォンをタブレットに繋げて、実際に音を出してみると、「おー聞こえた!」「すごい、すごい」と喜んでいました。
この出前授業の中で、市橋さんからみなさんが習っている理科の「磁石やコイル」が社会に応用されているということ、家のお手伝いをすることは大人になってからの段取りや所作に表れ、今後みなさんにたくさんの経験をしてほしいとお話をされました。そして、自分たちが暮らしている勝山や福井の、都会にはない素晴らしさを感じ取ってほしいとメッセージをいただきました。この出前授業の一日が、子どもたちの心の中に残って、将来の道しるべになるといいな、と思います。
参加されたみなさん、ありがとうございました!