連日の猛暑の中ですが、のむき風の郷周辺にも、朝夕ちょっと涼しく感じられる風が吹く様になりました。
葉月を迎えましたが、日本にとって8月(葉月)は特別な月だと思います。先祖や亡くなられた大切な人を思い、平和を考え、戦争を考え、そして、私たちの地域では七夕を旧暦(ひと月遅れ)で楽しむ風習がありました。
お盆の飾りは、川や海に流し、先祖を大切に思い、これからの時間を健康で無事に過ごせることを祈る。
そんな葉月の、のむき風の郷の空にできた雲が、ちょっと秋を感じさせるような雲でした。8月7日は立秋、そんな季節の移ろいを感じながら野向点描 第8作 を作りました。
4行詩 第8作 葉月連(恋)想
葉月巡りて 愛しき人の
逢瀬ひととき 還る眼差し
託す想いは 川面に揺れて
願う祈りは 立秋(あき)風に乗り